まちのてらこや保育園は、豊かな下町情緒が残る地域にあります。
町に出れば、人形焼屋さん、提灯屋さん、和紙屋さん、扇子屋さん、
さまざまな人々の仕事ぶりを目にすることができます。
町角では、朗らかに交わされる挨拶や会話をよく耳にします。
人々の営みや関係性を学ぶ上で、これ以上のステージはありません。
まちのてらこや保育園の子どもたちは、
公園だけでなく、町のさまざまなスポットに出かけ、
町の方々と積極的に関わりを重ねていきます。
町の方々を園に迎え、昔ながらの遊びや生活の知恵を
教えていただく機会もあります。
子育てに悩みを持つお父さんお母さんや
保育に関わってみたいという方々の訪問も大歓迎。
町の人々が集い、一緒に子どもたちを育む。
そんな開かれた保育園でありたいと思っています。



さまざまな人々のイキイキとした暮らしに彩られたこの町で、
子どもたちは、たくさんの本物にふれる機会に恵まれています。
そこから生まれる興味や関心を私たちは大切にしたいと思います。
知りたいことを見に行く。もっと知りたかったら聞いてみる。
そして「やってみたい」と思ったら、チャレンジしてみる。
安全面には最大限の配慮をしながら、サポートは必要最小限で。
失敗も糧にしながら、主体的に考え、自らの手で考えを形にしていく。
その経験から自己肯定感と成長を導くのが私たちの重要な仕事です。


人は十人十色。
保育園にはたくさんの子どもたちがいますが、
私たちは集団ではなく、一人ひとりと向き合いたいと考えています。
そこで、私たちが何よりも大切にしているのは対話です。
ぐずっている子には、その子なりの理由があるかもしれない。
よそ見をしている子の視線の先には、素敵なものがあるかもしれない。
子どもたちのその時の感情に寄り添っていきたいと思っています。
お父さんお母さんとも、対話を重ね、理解を深めます。
会話を交わすことで、互いを知り、認め、仲よくなる。
よりよい考えが生まれ、子育てがもっと楽しく、歓びあえるものになる。
そんな、誰もが輝き、刺激しあい、成長できる場にしたいと考えています。
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